今回は、ぜんっぜん言うことを聞いてくれないゴルフクラブに一撃で動いてもらおう!という練習です。
初心者の方にはもちろん、思いっきり振っても、思ったように飛距離が出ない方に特にオススメの練習です。
ゴルフねぇ…
ゴルフを始める前、僕はゴルフというものに全く興味がありませんでした。
テレビで何回か見たことがある程度。
知っている選手といえば、タイガーウッズと石川遼。
この2名。
ともあれ、建設業の営業ということもあって、付き合いでゴルフを始めることになったわけです。
体をいっぱい捻って打つのかな?
パワーをためて、一気に解放するのかな?
地面にあるボールを空高く打つわけやから、もちろん下から上に打つよね?
まあスイングに対して、こういう思い込みがあるわけですよね。
で、いざ練習に行くと
・頭は動かさない
・軸を動かさない
・でも腰は回せ
・ボールを最後まで見る
・でも腰は回せ
・インサイドから下ろせ
・でもすくい打ちになったらあかん
こんなアドバイスが飛び交ってるんですね。
ブレーキ踏みながら、アクセル全開にしろみたいなアドバイスばっかり

ブレーキ踏みながら、アクセル全開にしろみたいなアドバイスばっかりなんですよ。
どないすればええねん!ですよ。
「いや俺ちょっと無理かも…」
心の中で、そう感じていたかもせいれません。
雑誌とか見ても、確かにそう書いてるんですね。
「え、そんな難しいの…?」
「プロはあんな簡単そうに打ってるのに…?」
見たことないくらいの数の、はてなマークが降り注いできたんです。
こんなことばっかり意識してると、ほんまにゴルフクラブがいうことを聞いてくれへんようになるんですよ。
言うことを聞いていないということにすら、気づいてませんでしたけどね。

そう、こんなん気にせんでいいんですよ
こんなん気にしてるから、無限に壁が出てきてたんですね、ま〜も〜次から次へと。
といっても、まあ気にしちゃうんですけど。笑
そこで今回は、ちょっと一旦落ち着いてもらって、ゴルフクラブと仲良くなる練習をやってみましょう。ということです。
ナイスショットを打つ目的ではなくて、仲良くなるってのが目的ですからね‼︎
仲良くなって、クラブに仕事をしてもらう、ヘッドに走ってもらうってことに気づく目的の練習です。
ゴルフクラブと仲良くなる練習
まずテイクバックです。
クラブや体を制御している人にめちゃめちゃ多いのが
ヘッドが上がってない
これがめちゃくちゃ多いんですね。
ヘッドじゃなくて手元や腕が高く上がっていくパターン。

これやとこの辺までクラブが重たいと思うんです。
で、トップで止まってみてください。

腕や肩、どうですか?
結構、力入ってません?
じゃ今度は、手元や腕を上げるんじゃなくて、
いきなりヘッド上げちゃってください
手首で上げちゃってOKです。
右肘も多少曲がります。

どうですか?軽くないですか?
この状態で回ってみてください。

あんま力んでなくないですか??
はい、じゃあその上半身がちょっと右向いたままヘッド落としてあげてください。
どうですか?
ヘッド走りませんか?
これをティーアップしてやってください
1cmとか2cmくらいでいいです。
ほんの少し。
マットにベタってボールがあると、イメージ的に打ち込んじゃったり手元が出て行ったりしがちなので、ティーアップでやってみてください。
最初ちょっと不安ですけど続けてください、慣れますから。
①ヘッドを上げる
②回る
③落とす
という順番です。
これで打った時に
「バイ〜ン」って音じゃなくて、ボールだけを捉えてる
「カツーン」みたいな音が出れば最高です。
詳しいやり方はこちら👇3:33~辺りからがそれです。
ティーアップして打つと、打点のズレがモロに出るんですよ。
マットやとまじで僕らダフってるんですよ。
でも飛ぶんですよ。
ちなみに、これボール2個分くらいダフってるんですよ。
でも普通に飛ぶんです、マットやと。
本番やとチョロなんですよ、これ。
震えますよねほんまに。
なので、最初はちょっとトップ気味のカツーンでもOKです。
なんか簡単に飛んでる気がする
って感覚が出れば最高です‼︎
・ボールを低めのティーアップして打つ
・“ボールだけ”を打ってるかを確認する
・「音を聞く」→カツーンか、バイ〜ンか
ゴルフスイングで球を飛ばすってのは、もちろん体を使って打つんですけど、それ以上にゴルフクラブと仲良くなって、ヘッドに仕事をしてもらうってのがかなり重要です。
この練習を継続すると、ヘッドが走るって感覚が生まれてくるはずです。

ティーアップして打つ練習なんか、練習場で誰もしてませんから
これまた、人とは違った練習ができてくるようになるので、ちょっとずつ行き先が変わってきますよ。
まとめ
今日のポイントおさらい
1. 1cm〜2cmティーアップする
2. ヘッドを上げる
3. 体を回す
4. 力みがないことを確認する
5. 上半身を少し右に向けたままヘッドを落とす
6. 音を確認する
はい。いきなりヘッドを上げちゃってください。
「低く長く引く」っていうフレーズをよく聞くと思いますけど、そんなん意識するのはもっと後でいいですし、ヘッドが上がらないなら意識しない方がマシです。
「低く長く」と聞くと、ほんまに僕ら「低く長く」引いてしまうんですね。
でも「ヘッド」が使えてる、「ヘッド」が上がってるプロの人たちの「低く長く」ってのは、ほんまに少しだっていう感覚です。
だから意識するのであれば「ヘッド」が上がるようになってから、「ヘッド」が使えるようになってからで大丈夫です。
ヒュってヘッドが上がる方が何倍もマシですよ‼前側にね‼
それに体の回転がつけば叩けるとこに上がりますからね。
参考の動画リンクを概要欄に貼っておきます。
世界一簡単に打ってる人が、「低く長く引く」を意識してそうかどうか見てください
もちろんティーアップに慣れてきたら、普通のスイングしちゃって大丈夫ですからね。
ゴルフクラブと仲良く慣れそうな気がした方は高評価よろしくお願いします‼
詳しい感覚を知りたい方は個別指導やってますのでぜひ😄
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「言うこと聞けよ!」って言ってもなかなか聞いてくれないので、ゴルフクラブが何を求めてるのかを観察してみてはいかがでしょうか。
それでは練習楽しんでいきましょう。
ありがとうございました。