
一生懸命練習してるのに80台が出ない…
そんな悩みを抱えている方に向けて、今回は 「スコアを最短で80台に乗せるための基礎練習」を5つのステップでご紹介します。
今のスコアが120を超えていても大丈夫。
この5ステップを実践し、練習に戦略を持てば確実にスイングが整い、結果としてスコアもついてくるようになります。



まずは姿勢の部分から説明していきます!
基礎練習に取り組むときの姿勢


ナイスショットを打つのをやめる
・150ヤードの看板に7番アイアンでピッタリ打つ
・ドライバーで奥のネットにぶち当てる
・気持ちよく当たるまで打ち続ける
こういった練習だけを繰り返していませんか?
これは一見、実践的な練習に見えますけど、ただ単に ミスショットを脳内に刷り込む練習になってしまっていることが多いのです。
なぜなら、1球のナイスショットを出すためにあまりにも多くのミスショットを打ってしまうからです。


頑張って頑張って99球のミスをクリア返し100球目でナイスショットが出たとします。
「今の動きや!」
と今出たナイスショットを追い求め、さらにがむしゃらにミスショットを繰り返すわけです。
はい、これはミスショットの練習です。



潜在意識にミスショットが上書きされ続けるだけですよ~
もちろんフルスイングの練習は必要ですよね。
でもこういったミスショットの練習ばかりだともちろん状態も悪くなるんですね。
これをミスショットの練習だとは気づきもせずにゴルフ人生が終わってしまう人がほとんどです。。。
目標が「早く80台を出すこと」なら、このようなフルショットだけの練習は今すぐ見直すべきなんですね。
正しくできているかどうかを気にしすぎない
基礎練習ですらボールに上手に当てようとしたり、ナイスショットを打とうとする方が非常に多いんです。
基礎練習ではクラブの扱い方、クラブの軌道、スイングの流れ(リズムやタイミング)などにフォーカスを当てるようにしましょう。
球がどこに飛ぼうが関係ありません。
とにかく繰り返し繰り返し検証を行なってください
人は正しいかどうかを意識した瞬間に、正しくできているのかどうか不安になります。
そんな不安な気持ちに集中力を持っていかれてる場合ではありません。
正しいかどうかを気にするよりも
・「なぜ飛ばないのか?なぜ当たらないのか?なぜ力むのか?」
・「もしかして無意識にクラブを引きつけすぎているのか?」
・「もしかしてエネルギーを出力する方向が違うのか?」
・「もしかしてテイクバックの時点で力のかける方向が違うのか?」
間違っていてもいいのでとにかくご自身で仮説を立てて検証を繰り返して行ってください。
それでもうまく当たりません。
まっすぐ飛びません。
それでいいんです。
それを理解した上で検証を繰り返していくんです。



最初はすごく遠回りに感じるんです。でもこれが最短の道なんですね。


自分のルールを持って練習する
もちろんフルスイングの練習も重要です。
フルスイングで練習する際にも、ルールを決めて打ちましょう。
- フルスイング10球やったら基礎練習3球やる!
- ドライバーがおかしければ3球でやめる!
このような自分のルールをもって取り組み、それが習慣化されることで練習効率は格段にUPしていきます。
「3球連続でおかしければ、すぐやめる」
フルスイングを繰り返してもミスが治ることはありません。
逆に、ミスを脳に刷り込んでしまう危険もあるので、 「おかしいな」と感じたらすぐに基礎練習に戻るのが賢明です。



10分打ったら1分休憩する。
こんな感じの簡単なルールから始めていきましょう!
絶対にやるべき3つの基礎練習


ではこれからの練習で絶対に取り入れるべき3つの基礎練習をお伝えします。
これらをやり続けることで自分のスイングを観察する能力がどんどん上がってきます。
ティーアップして打つ練習
練習場のマットから打つのではなく、ティーアップして打つ練習です。
とにかくこれをやり続けるのとそうでないのは今後の行先がかなり変わってきます。
ハーフウェイダウンドリル
クラブの重みを感じながら、トップから腰の位置までゆっくりクラブを下ろしてくる。
これがハーフウェイダウンの基本ドリルです。
このとき、手首を固めすぎず自然にヘッドが少し下がる感覚でOK。 よく「地面とクラブが平行になるように」と言われますが、意識しすぎるとガチガチになります。
何回か確認後、ショット。このリズムを崩さず、 ナイスショットを狙わずプロセスに集中してください。
「こんな簡単に飛ぶの!?」という感覚が出れば、それが正解です。
もちろんティーアップ練習と組み合わせてもOKです。
片手打ち
クラブの自然な動きに近づきやすい練習です。
最初はできないことを楽しむ気持ちで、いっぱい遊んでください。
この先、あなたは必ず壁にぶち当たります。
その壁を乗り越えるためには「遊び」が絶対に必要になってきます。
その時のために、左右片手打ちで「遊ぶ練習」もやっててください。
フルスイングとハーフスイングで確認


基礎練習の合間には、フルスイングやハーフスイングで変化が現れているかどうかを確認しましょう。
- クラブがアウトサイドから来ている → ハーフウェイダウンドリル
- 手で引っ張ってる気がする → 右手片手打ち
このように、自分のスイングのクセを見つけて 基礎練習で整えて→ハーフ・フルスイングでチェック というサイクルを回しましょう。
フルスイングでの修正はほぼ不可能と思ってもらって大丈夫です。
フルスイングは「基礎練習の成果確認」に使うものと捉えてください。。



小さな変化、見つけていきましょう!
まとめ|上達には「基礎練習→フルスイング→基礎練習」のサイクルを


・フルスイングのみで上達しようとしても遠回り
・基礎がなければ応用は効かない
・ルールをもって基礎練習とフルスイングを繰り返す
このステップは、その最初の土台です。
自分で考え、自分のルールを持って練習をする。これが本当に上手くなる方法です。
「うまくなる習慣」を積み上げて、70・80台を目指しましょう!
📝 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が役に立ったら、シェアしてください!イーグル取ったときくらい喜びます!



よっしゃー!!
3つの基礎練習の詳しい動画はこちらからどうぞ!