
ショートスイングが重要って、結構聞くけど、あんまりよくわからないいのよね~



ショートスイングはすべての土台となる練習です。
これでミスが出ているのであればフルショットではもっと曲がることになります!
ほとんどのアマチュアが、フルスイングのみで練習し、スコアアップを目指してしまっています。
しかし、ショートスイングの重要性を理解し、練習に取り入れることで、インパクトゾーンの理解が進み、結果的にスコアアップにつながってくるのです。
本記事では、ショートスイングの効果や具体的な練習方法、注意点などを詳しく解説していきます。
ショートスイングとは?
ショートスイングとは、フルスイングよりも振り幅を抑えたスイングのこと。
一般的には、テークバックとフォロースルーを腰の高さ程度に抑えたスイングを指します。
時計で言うと腕の位置が8時~4時くらいのスイングになります。
ショートスイングは、スイングの基本動作を確認し、体とクラブの同調を意識するための練習として非常に効果的です。



ピッチングウェッジでキャリー20~30yd打つ感じでいきましょう!
ショートスイングの超有効な取り入れ方





ただひたすらショートスイングをやればいいの?



いえ!ひたすらやる必要はありません。
どのようにやると有効か、説明していきます!
ショートスイングを取り入れる効果的なタイミング
①練習の一番初めに行う
いきなりフルスイングから練習するのではなくショートスイングで自分自身のスイングを観察してみてください。
まずは3球だけやる、という簡単なルールでOKです。
3球、5球、10球と少しずつ増やしていきましょう。
気づけばそれが習慣になり、自分のスイングを分析できるようになってきます。
②フルスイングの合間に行う
いきなりショートスイングをやれと言われても、最初は難しいし、分析もできません。
すぐにフルスイングを始めてしまうと思います。
でもそれで大丈夫です。
練習のメインは「フルスイング」であるべきです。
要は割合の問題です。
フルスイングのみで練習するのと、フルスイング8割とショートスイングやその他のドリル2割
これだけでも練習効率は格段に違ってきます。
「フルスイングを10球やったら、ショートスイングを2球やる」
といった簡単な自分ルールを作ってみてください。
簡単にできることと、少し難しいことを結び付けておくと、次第にそれが習慣化されていきます。
③練習の最後に行う
ある程度ショートスイングを継続していると、比較的フルスイングよりも簡単にヒットできるようになってきます。
なので自信を持って練習を終わらすためにも、比較的簡単なショートスイングを最後に持ってきましょう。
「自信を持って練習を始め、自信を持って練習を終える」
これを心がけていきましょう!



絶対に「今日もまたダメだった…」で練習を終わらせてはいけません!
ショートスイングの3つの効果
① スイングが安定してくる!
ショートスイングの練習をフルスイングの合間合間に挟むことで、インパクトゾーンで何が起こっているかを分析することが可能となってきます。
特に、「体とクラブの同調」「クラブエネルギーの確認」「正しい腕の使い方」などに効果的です。



形にこだわりすぎず、フェースの向きとかを変えたらどうなるかな?
というふうに遊んだりしましょう。
② ミート率の向上
振り幅を抑えることで、スイングの精度が高まり、ボールに芯で当たる確率がアップします。
初心者でも「当たる快感」が得られやすい練習法です。



右腕と左腕をゆる~く伸ばしたまま打っていきましょう!
③ スイングの安定感・テンポが整う
「振り急ぎ」や「手打ち」を防ぎ、下半身主導のスムーズな動きを習得できます。
テンポが整うことで、リズムの良いスイングが身につきます。



継続することで必ず気づきが増えてきます!
ショートスイング練習の基本ステップ
①フルショットと同じアドレスでやってみよう
- 肩幅程度に足を開く(フルショットと同じ感じのアドレスで)
- ボール位置はスタンス中央~少し左足寄り(だいたいでいいですよ)
- 背筋を伸ばし、リラックスした姿勢を保ちましょう。
②振り幅の基準
- テークバック:腕を8時くらいまで上げます。そのときクラブシャフトは地面と平行になるくらいです。実際やるともう少し上がったりしますが気にせずいきましょう。
- フォロースルーはテイクバックと左右対称の位置までのイメージでいきましょう。
- 腕に無理に力を入れず、下半身を動かし、体の回転で振る意識を持ってみましょう。
地面とシャフトが平行の時、クラブヘッドが体より前にある状態をキープするイメージです。
この位置でヘッドが体より後ろ側にあると、腕を使って当てにいく必要があるのでスイングが難しくなります。



そこからどうすればクリーンにヒットできるかを検証しましょう!
ここは反復練習必須です!!
③使用クラブ
- 最初は短めのピッチングウェッジ or 9番アイアンがおすすめ
- 慣れてくれば、どのクラブでも有効な練習となります。
- ヘッドの重みを感じながら、リズムよく振る
④練習ドリルの組み合わせ例
✔ ショートスイング+片手打ち(同調意識)
- 右手 or 左手だけでショートスイング
- クラブが暴れずに振れれば、体と腕が連動している証拠
✔ ショートスイング+左足踏み込み(リズム習得)
- 両足を閉じてバックスイング後、左足を一歩踏み込んでからスイング
- 体重移動と回転のリズムを体で覚える
よくある失敗3選
この辺のミスは、ショートスイングに取り組むと「当たり前に起こり得るもの」として理解しておいてください。
それを理解したうえで検証を続けていきましょう。
①手打ちになる
最初はどうしても「小さく振る=手で当てる」になりがちです。
②インパクトで緩む
テイクバックが大きすぎて、インパクトで緩めてしまい、当たらない。といったことが起きます。
③目的が曖昧で“ただ打つだけ”
ボールにうまく当たるかどうかに集中する必要はありません。
それよりも、
・タイミングの違い
・力感の違い
・フェース面の角度によるエネルギーの違い
などに集中し、その変化を楽しんでいきましょう。
ショートスイング → フルスイングのつなげ方


ショートスイングの延長線上にフルスイングは存在します。
といっても、その感覚がある人はいいのですが、それが最初はなかなか当てはまらない場合もあります。
その場合は、そんなに気にする必要はありません。
あくまでもフルスイングメインで練習を組み立てて、合間にショートスイングを挟む。
ショートスイングで分析や検証を行い、フルスイングにどんな変化が現れるかを楽しむというサイクルで大丈夫です。
移行ステップ例:
- シャフトが地面と平行 → 腕が地面と平行 → フルスイング
- ショートスイング → ハーフスイング → スリークォーター →フルスイング
- ショートとフルショットを交互に打ち、変化を待つ
練習メニュー例(5球×3セット)
- 1〜5球:ショートスイングでヘッドの位置を確認しながら、リズムよく
- 6〜10球:腕が地面と平行くらいのハーフスイング練習をゆっくり行う
- 11〜15球:フルスイングに切り替えて、変化を確認
最初は少ない球数からでいいので、確認しながらゆっくりとした練習も行っていきましょう。
これが習慣となってしまえば、丁寧な練習ができるようになり、気づきが増え、分析力が上がってきます。
動画で撮影してチェックすれば、さらに効果的です。
練習では必ず何球かは、動画を撮るようにしてください。



ナイスショットだけ保存して、ミスショットは消去してしまいましょう!
まとめ
ショートスイングは、
- スイングの基礎を固める
- 精度が上がる
- インパクトゾーンの理解を深める
上達を目指す、すべてのゴルファーがやるべき、最強の「土台作り」練習法です。
これをフルスイングの合間に挟みながら練習楽しんでいきましょう!
📝 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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よっしゃー!!