こんにちは、ケンユウです。
今回は「なんで練習を頑張ってもゴルフが上手くならないのか?」というテーマに深く潜っていきますね。
「アマチュアはフルスイングばっかりしてるから上手くならない」
「アマチュアはスイングの基本を知らないから上手くならない」
よくこんなこと聞きますよね。

そんな浅い話ではありませんよ、上手くならないのは。
練習を頑張ってもゴルフが上手くならないのには、いくつか「本質的な原因」 があります。
このブログでは、その本質的な原因の1つ に迫り、あなたが本来持つ才能を呼び覚ますヒントをお届けします。
ぜひ最後まで読んでいただき、わからないなりにでも実践してみてください。
その過程で必ず「気づき」が訪れます。
練習をしても上手くならないのはなぜか?
多くのゴルファーは、次のように考えています。
- 自分には才能がない
- センスがない
- 知識や理論が不足している
- 練習量が足りない
僕自身も長い間そう思っていました。
でも実際の原因はもっとシンプルで、そして根深いものでした。
結論から言うと、練習してもゴルフが上手くならない本当の理由は
「みんな自己不信のまま練習しているから」 です。
自己不信がゴルフを止めてしまう
自己不信とは「自分の可能性を信じきれていない状態」
今の情報社会ではプロの理論や「正しいスイング法」が無料で山ほど流れています。
「これが正解だ!」と思って挑戦しても、なかなかできない。
できたと思ってもすぐに崩れる。
このサイクルを何十回と繰り返すうちに、
「やっぱり自分には才能がないのでは…」と自信を失っていきます。
そしてさらにそれを繰り返し、その自己不信が積み重なると、たいてい次の2つのパターンに分かれます。
1. 無気力モード
自己不信に対して降参という対応です。
やる気や集中力を弱め、最悪の場合は上達を諦めてしまいます。
2. 頑張るモード
自己不信に対して反抗という対応です。
「できないならもっと頑張れ」と力づくで克服しようとする状態です。
2の頑張るモードは僕が最も嫌うモードです。
このモードが続くと、どんどん自己不信が加速するモードに入っていきます。



できないなら頑張るっていうのは当たり前なんじゃないの!?!?



いえ、上達が遅れるという観点で言えば、どちらも同じことです。
これでは自己不信を強化するだけで、上達の本質にはたどり着けません。
上達する人が持っている「確信」
僕がこれまで見てきた中で、本当に上達する人に共通しているのは、
「必ず上手くなる」という確信を持っていること です。
この確信がある人は、ちょっとした失敗やスランプに振り回されません。
逆に自己不信が強い人は、どんな理論を学んでも不安の声にかき消されてしまいます。
つまり上達のスタート地点は、「自分を信じられる状態」 に立つことです。
そのためには自分のスイングの観察を続け、感知能力を上げていく必要があります。
自己不信を乗り越えるシンプルなステップ
では、どうすれば自己不信を減らし、自分を信じられるようになるか?
僕自身が実践して効果を感じたシンプルなステップを紹介します。
- 自分のスイングを感じ続ける
形を真似するより、流れを「感じる」ことを優先する。 - 8の字の素振りを徹底的に繰り返す
正しい形よりも「大きな流れ」を作ることに集中する。 - クラブをフリーに動かし続ける
すべてを開放することで、流れが生まれてきます。 - クラブのエネルギーを意識する
自分の身体ではなく、クラブの動きに注意を向ける。
この4つを継続するだけで、自然と「感知能力」が育ってきます。
簡単に言うと、効果が出るかどうかわからない、すぐに効果が出るわけでもない、「素振り」を継続するということです。
継続で得られる変化
このアプローチを続けると、次のような変化が起きます。
- 余計な思考が消えて、スイングの流れに集中できる
- 練習時間が少なくても大丈夫になる
- 感知能力が上がり気づきが増える
- 理想の弾道が出せるようになる
- 何より「ゴルフが楽しい!」と思えるようになる
この「楽しめる」感覚が戻ってきたとき、ゴルフの上達スピードは一気に加速します。
まとめ:才能がないのではなく「やり方」が違うだけ
大事なことをもう一度お伝えします。
ゴルフがうまくならないのは、才能がないからではありません。
ただ 「自己不信のまま練習をしている」 からです。
できない自分を責める必要はありません。
まずは「感じる練習」を通して、自分を信じる力を育てていきましょう。
その道は一見、険しい道かもしれませんが、間違いなく本来の力を引き出す道につながっています。
今日の練習から、ぜひ取り入れてみてください。