こんにちは、ケンユウです。
今回は、もしある日起きたら、かつてのとんでもない首斬りスイングに戻ってた場合どうするか、どう直していくかといったその過程を、独断と偏見でお話ししていきます。
挟み撃ちの戦術
僕はもともと、カット軌道がひどくてですね、巷では首斬り抜刀歳と呼ばれてたんですね。
左頬の十字傷がやっと癒えたとこでござると。
「首斬りスイングはこうやって直せ」という動画で直る人はいいですよね。
確かにこれかな？みたいなショットは出るけど、まあ頑張っても定着した試しはないんですね僕の場合。
根本的に直ったと感じたことはなかったわけです。
今もし、おはようございます！言うた瞬間、首斬りスイングに戻ってたらどう直していくかってとこお話ししたいと思います。
結論、「挟み撃ちの戦術で改善を待つ」っていう方法を取ります。
常に最初はアドレスを疑うこと
まず最優先で疑うこととしてはアドレスです。
ここは意識して、右肩が出てないことが普通になるまで丁寧に打っていきます
右肩が出てないアドレスで違和感を感じながら、当たる当たらないは気にせず打ってみますと。
これだけではなかなか直りそうにないです。
首斬りスイングの場合、そういうふうにスイングしてボールを捉えるイメージが出来上がってしまってるので、正しい型を少し意識したくらいではスイングは変わらないと仮定します。
なのでここから挟み撃ちです。
挟み撃ちって何かというと、
首斬りとまったく反対の動きを大袈裟に行ない、体に刺激として注入していき、自分の今の悪いイメージと、それと正反対のイメージを混ぜ合わせ、プラマイゼロを狙っていくという戦略です。
首切りスイングになる２つのパターン
まず、どうしても直らないって人は、首斬りの原因になる2パターンを知っておいてください。
①インに引いてアウトにエネルギーがかかる逆八の字ループ
②スイングの全てが腕の力で行われてる
この辺です。
逆八の字ループ
ヘッドをインサイドに引きすぎて、トップからインパクトにかけて逆のループがかかってしまうといった状態です。
こんなもん、ちょっと意識したくらいで直りません。
なので、これの極端に逆の動きでボールを打っていきます
高いドロー回転のボールを打つようなイメージになるかと思いますし、最初は、手元もインサイドに入り、掬い上げるような打ち方に感じると思います。
ただ注意したいのは、このスイングを定着させることではないということですね。
これを理解しておきましょう。
目的は正反対の動きを体に刺激として大袈裟に注入することです。
とりあえず、これで10球打ってみる。
で、元のスイングで打ってみる。
動画で確認してみる。
変わってないな。
そしたらまた10球大袈裟にやって普通に打つってことを繰り返していきます。
で、動画で確認して
お、1ミリ変わったなと。
さすがやな俺、と。
自分で自分を褒める作業も忘れずにいきます。
そしたら、徐々にその八の字を小さくしていくような感じで１万回くらいやっていきます。
スイングの全てが腕で行われている
これはトップから無意識に「オラーっ！ギュイーン」って感じで、腕や手先でヘッドを出しに行ったりしてるのでは？と仮定します。
それの逆から攻めるって感じですね。
なので一つ目の方法として、腕は全脱力で左手片手打ちをやるっていう方法です。
左手の小指、薬指、中指の3本でグリップする感じで、脱力しておくと。
そしたらその状態から、左右に体を揺らし、その勢いでヘッドが上がる状況を作ってあげてそのまま振っていきましょう。
いや、難しすぎるやろ。
全然当たらへんし。
ってなると思うんです。
ただ考え方として、基本的に
何かをしてスイングをするのではなくて
何もせずにスイングしたときにボールを捉えてくれるようになるためにはどうすればいい？
という、この前提で取り組まないと、スイングが悪い方向に進みがちなので、ここは常日頃、心がけていきたいところです。
あっは～ん
もう一つの戦術として
トップから一才の腕の力を抜き、「アッハァ～ン」って感じで下ろしていくってのがあります。
このとき一歳手を使わず、一歳ヘッドを出さずヘッドを落とします。
ボールには届かないと。
なのでこの状態で体を回してみる。
やりました、届きました。
これを繰り返し腕の力みをとっていく作業。
要はゆっくり打つっていう練習なんですけども、結論ポイントが3つくらいあって、
①フルスイングで首斬りスイングを直そうとしてもなかなか直らないし、逆に首斬りが定着するので気をつけるでござる。
②ほんの少し意識したところで変わらないでござる。
③誰がみてもわかるくらい、リズムや軌道に変化をつけて楽しむでござる。
この辺が鍵となってくる。
遊ぶ姿勢をもって練習をしていくってとこでしょうか。
レッスン受けて首切りが改善してもまたできなくなると、その時に自分で直していかないといけないわけですよ。
うまくなる環境を作っていく
そういった方法を思いつく必要があるんですね。
ただ、独りで取り組むものの、球にカスリすらしなくなってくると、これで合ってんのか？と不安になるわけですよ。
結論環境がないんですね。
毎日部活のように練習し、意識の高い仲間や先輩が声をかけてくれることはないと。
「首斬りなってるで
もっとこうやってクラブや体に意識持っていけよとか
ということは、自分の中にそういった環境を作っていけるかどうかってとこが鍵となってくるわけです。
総括
まとめると、
①まずアドレスを疑ってください。
②今の動きと正反対の動きを刺激として体に注入していく。
今のイメージと正反対のイメージの両方から挟み撃ちをしてスイングに変化が現れるのを待つといった地道な作業を繰り返していきます。
これを1万回くらいやると。
首斬りとかのスイングの悪い癖ってのは、「これやれば直る！」ってのをちょっと意識したくらいで変わるわけないんですよ。
ちょっと意識したくらいで治るなら全人類首を切ることはない。
その辺で、プロセスの一つとして挟み撃ちの戦術ってのは有効になってきます。
参考になった方は取り入れてみてください。
それでは練習楽しんでいきましょう。
ありがとうございました。
公式LINE登録はこちらから
公式LINEでは、独学で頑張ってる人に向けて、上達に必要な考え方や練習メニューを配信していきます。
少しでも今よりうまくなりたいと思っているなら、ぜひ登録しておいてください。
登録してもらうと、今だけ独学3大極意付いてます。
