ゴルフはメンタルが9割|スコアを左右する「心の使い方」完全解説!

    あれ、練習では打ててたのに…

    練習場ではナイスショットが連発していたのに、コースに出た途端、当たらなくなる。
    そんな経験、あなたにもありませんか?

    ミスショットが続いて焦る、バーディーチャンスで緊張して超ショート、池越えを前にして「やばい」と思いヒュ~ポチャン。
    スイングの問題に見えて、実は原因は“心の乱れ”だったということは多いんです。

    ゴルフはよく「メンタルが9割のスポーツ」と言われます。
    それは決して大げさな表現ではなく、スコアやパフォーマンスに大きく関わる“本質”なのです。

    目次

    なぜ「ゴルフはメンタルが9割」なのか?

    ゴルフは、他のスポーツと比べて圧倒的に自分の内面と向き合う時間が長い競技です。

    • ミスを引きずる時間が長い
    • 成功しても次のホールでリセットされる
    • 「今この一打」にすべてがかかる場面が多い

    このような特性から、感情・集中・思考が少しでも乱れると、すぐにスイングや判断に影響を与えてしまいます。

    プロゴルファーの多くも、「練習の成果を出すには、心の状態を整えておくことが前提」と口を揃えます。

    つまり、どれだけスイングを磨いても、マインドが整っていなければそれを発揮できないのです。

    1回のラウンドでスイングしている時間はトータル2~3分
    ラウンド時間は4時間半。さてどこに意識を置くべきでしょうか?

    スコアが崩れるメンタルの3パターン

    では実際に、どんな心の状態がスコアを崩してしまうのか?
    代表的な3つのパターンを紹介します。

    ① 失敗を引きずる

    「さっきのOBがなければ…」
    「またこれダフりそうやな…」

    失敗を過去の出来事として処理できず、次の一打に影響を残してしまうパターンです。
    この時、頭の中では未来の失敗を予測してしまい、体が固まります。

    目の前のショットのミスの確率を上げているのは自分自身ということですね!

    ②期待とプレッシャーで力む

    バーディーチャンスや100切り目前など、「入れたい!」「成功させたい!」という期待と緊張
    これが逆に自分のスイングや感覚を狂わせてしまいます。

    結果ではなく、“やるべきこと”に集中する力が必要です。

    結果はコントロールできません。コントロールできるものには何があるでしょう?

    ③ 他人と比較して自滅する

    「同伴者がうまく打った」「自分だけ置いていかれてる気がする」
    このように他人と比較して焦りが生まれると、ミスを取り返そうと無理をしがち。

    ゴルフはあくまで「自分のペースでの積み重ね」が結果を生む競技。
    他人を気にし出すと、心の軸がブレてしまいます。

    ゴルフでも「自分軸」は大切ですね!

    メンタルを整える3つの習慣

    スイングを改善するように、メンタルも日常的に整えることが可能です。
    ここでは、今日からできる3つの習慣を紹介します。

    ① 結果をコントロールしない

    ゴルフに限らず、「結果はコントロールできない」という信念を持つことが大切です。

    ナイスショットが打ててもバンカーに入ることもあれば、ミスショットが転がってピンそばに寄ることもある。
    だからこそ、“今やるべきこと”に集中することが最もスコアに直結します。

    ② ルーティンを決める

    プロが必ずやっていることの一つがプレショットルーティン
    ルーティンは、不安や迷いを遮断し、集中を高める儀式のようなものです。

    スタンス、素振り、呼吸、視線など、自分なりの型を決めておくことで、ミスショットの後でも落ち着いてプレーしやすくなります。

    「一つ一つのショットは独立している」という信念もおススメです。

    ③ 自分への声がけ(セルフトーク)

    人はプレッシャーの中で、無意識にネガティブな言葉を自分にかけてしまいます。

    「やばいかも」「またミスるかも」

    これを「大丈夫」「準備はできてる」「ナイスショットをイメージしよう」といったポジティブな言葉に変えるだけでも、体と心が反応してくれます。

    普段使う言葉をポジティブなものに変える訓練もしていきましょう!

    ラウンド中にできる心のリセット術

    メンタルを保つには、自分専用の「心を落ち着かせる方法」があると安心です。
    いくつか例を挙げておきます。

    ✅ 5秒吸って10秒吐く深呼吸で、心拍と焦りを落ち着ける
    ✅ ルーティンを一つずつ丁寧にやる
    ✅ ミスショットが出た時に遠くを笑顔で3秒見つめリセットする
    ✅ 「自分との会話」で前向きなストーリーを作る

    「気持ちを切り替えろ」と言われても難しいですが、具体的な手順を持っておくことで心は落ち着きます。

    メンタルが整うと、スイングも変わる

    不思議なことに、心が整うとスイングも自然と整っていきます。

    • 力みが取れて、リズムが良くなる
    • 迷いが減り、判断が速くなる
    • フィーリングを信じて振り切れるようになる

    「考えすぎて動けない」状態から脱却し、感覚でプレーするゾーン状態に近づいていきます。

    普段から「心の使い方」を意識しよう

    ラウンドだけでなく、日常の生活からメンタルのトレーニングはできます。

    • 深呼吸や自分への問いかけを意識的に取り入れる
    • 自分に優しくしてあげる
    • 少しでもできた自分を褒めてあげる
    • 結果を気にせず、やるべきことに集中する
    • 練習前に「今日の練習テーマ」を紙に書く

    普段から心を整える意識を作っておくと、本番でも自然にその状態に戻れるようになります。

    まとめ|上達の鍵は「心の状態を整えること」

    「ゴルフはメンタルが9割」と言われる理由は、
    “心の状態”がスコアに直結しているからです。

    • ミスを引きずらない
    • 結果をコントロールしようとしない
    • 自分に優しく声をかける

    このような心の使い方を日常から整えていくことで、
    スコアも安定し、なによりゴルフがもっと楽しくなります。

    ラウンドでは、スイングしている時間は全体の1%程度です。

    残りの99%の使い方を意識して、技術以上に、心の練習も積み重ねていきましょう。

    📝 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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    この記事を書いた人

    竹村ケンユウのアバター 竹村ケンユウ 考え方と動きを整える専門家

    流れと思考を融合した「Zen Golf理論」で、スイングとマインド両面からゴルフ上達をサポート。
    自己ベスト更新を目指すアマチュアゴルファーに向け発信中。

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