今回は「タイガー・ウッズが全盛期に汗だくで何時間も取り組んでいた」と言われる伝説のドリルを紹介します。
僕自身、毎回の練習で必ず取り入れているほど、効果が高い練習法です。

これ難しいので、練習の中盤で取り組んでいきましょう!
タイガーウッズドリルとは?


この練習法は、非常にシンプルです。
トップの位置で一度スイングを3~5秒止めてから、再度振り抜く。ただそれだけ。
ですが、やってみるとその難しさと効果にすぐ気づくはずです。
使用するクラブは7番〜9番アイアンがオススメ。僕は結構8番アイアンを使う割合が多いです。
なんでかというと、ラウンド中に最も多く使う番手だからです。
よく使う番手で反復練習することで、そのままスコアに直結しやすくなりますよ。
このドリルで得られる未来


タイガー・ウッズがこの練習に何時間も取り組んでいたのは、「腕を体の前に持ってくる」感覚を高めるためだったと言っています。
僕たちアマチュアでも、このドリルを継続することでスイングの安定性は確実に上がります。
そして「焦らず振れる」という大きな武器を手にすることができるのです。
このドリルで得られる4つの恩恵


① 自分のスイングの問題があぶり出される
フルスイングでは、スピードや勢いである程度ごまかせるんですね。
ごまかしまくってることを認めていきましょう。
でもこのドリルではトップで止まるため、その“ごまかし”が一切効きません。
トップで止めてからのスイングでは、自分の癖やタイミングのズレ、体重移動のミスが露骨に現れます。
つまり、「自分の本当のスイングの課題」が見えてくるんです。
特に、「自分のスイングの何が悪いかわからない」と悩んでいる方には、最適な練習になります。
② 切り返しの精度が上がる
どの順番で切り返すといいのか?
体重はかかとに乗せた方がいいのか?
つま先の方が安定するのか?
腰を回すイメージがいいのか?
手から動かした方がスムーズなのか?
こういった“感覚の精査”が、このドリルで可能になります。
自分の感覚、自分のスイング理論が少しずつ構築されていくのです。
僕自身も最初は戸惑いましたが、何度もやるうちに「自分にとっての切り返し」がはっきりしてきました。
③ クラブの重みを感じられるようになる
トップで止まるという動作を加えることで、勢いに頼ったスイングができなくなります。
そうなると、クラブの重さを感じながらスイングする必要があります。
これは、「クラブと体が一体化する感覚」を養うのに非常に効果的です。
特に、手首に力が入りがちな方や、体の動きだけでスイングしようとしている方には、この練習が非常に有効です。
④ コースでの“焦り”ミスを減らせる
実際のラウンド中、ミスショットの多くは「切り返しが早くなる」ことによって起こります。
緊張していたり、風が強かったり、池越えなどのプレッシャーがかかる場面では、トップが浅くなり、そのまま切り返してしまいミスショットに…。
このドリルでは「トップの間」を意識的に作る練習になるので、プレッシャーのかかった場面でも冷静にスイングができるようになります。
具体的な取り組み方と練習のコツ


では、どうやってこのドリルに取り組めばよいのでしょうか?
以下のポイントを意識して練習してみてください。
● ナイスショットを狙わない
このドリルは、上手く打つことが目的ではありません。
あくまで「感覚を育てる練習」です。
ミスショットが出てもOK。
むしろ「ミスを通して何がズレていたのか?」に気づくことが大切です。



失敗にはうまくいくための、かなり多くの情報が詰まってますからね!
● トップで3~5秒止まってから振る
止まる時間は3秒〜5秒。
短すぎるとまったく意味ありません。
止まっている間に、一度頭を整理してから、振り下ろしていきましょう。
● 色んな感覚を試す
・かかと重心で打ってみる
・つま先重心で打ってみる
・腰を先に回してみる
・腕をまず動かしてみる
試行錯誤していくうちに、「自分にとって一番再現性の高い動き」が見えてくるはずです。
その中で、自分にしっくりくる動きが見つかれば、それがあなたにとっての正解の可能性が高いです。
そこを追求していきましょう。
イメージ動画👇
よくあるミスと注意点


最初のうちは、ダフリ・トップ・シャンク・引っかけ…いろんなミスが出ると思います。
でも、それが普通ですからね。気にしない気にしない。
むしろ、そのミスの原因を探っていくことが上達の近道です。
特に注意したいのは「クラブの流れが止まっていないか?」という点。
トップで止まった後も、クラブがスムーズに下りてくるような感覚を意識しましょう。



一球ずつ深呼吸しながらやりましょう!緩急つけていきましょう!
まとめ:タイガードリルは再現性を高める最強ドリル


タイガー・ウッズドリルは、ただの技術練習ではありません。
・感覚を育てる
・再現性を高める
・スイングの土台を強化する
この3つを同時に達成できる、極めて効率のいい練習法です。
ぜひ、あなたの練習にも今日から取り入れてみてください。
あなたのスイングとスコアに、確実な変化が現れるはずです。
詳しい動画はこちら👇
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